8月23日の朝日新聞の天声人語に日本のギャンブル熱の話が出ていた。ギャンブルを我慢できない「病的賭博」が成人人口全体の4.8%いるという。外国人と比べると5倍だそうだ。マジャン、花札、パチンコ、競馬、競輪、オ-ト、ボ-トなど実に多彩だ。更にこれに加え、カジノ解禁する法案が次期国会で可決される可能性がある.先週、アベノミクスの政治手法はでたらめでメチャメチャ、政治や経済を初め国民に一つも役だったことをしていない、破滅に向かってまっしぐらだと記載したが、ここでカジノ導入で更に国民をだらけさせ、人民を路頭に迷わせ、遂に家庭と国を破壊してしまうのだ。
筆者:荒井 昇
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1997年の発売以来ビジネス書として約2600万部以上を売上、大ベストセラ-なった「金持ち父さん 貧乏父さん」の著者:ロバ-ト・キヨサキ氏のアメリカに所有する会社(リッチ・グロ-バル)が昨年10月12日に倒産した。この倒産劇はキヨサキ氏が氏と一緒に当該会社を発展させたマネジャ-にそれ相応の報酬を支払なわなかったため、マネジャ-から訴えられ、裁判所から約18億円をマネジャ-に支払うよう命じられた。このため当該会社を倒産させ、自分の財産に被害が及ばないよう逃亡したのである。現在でも約75億円の財産を保有するキヨサキ氏であるが、金持ち父さんの著者には、あるまじき暴挙であった。
さて、本日取り上げるのは、真の金持ちの第一条件とはなにかを取り上げてみた。
第一条件は「健康であること」である。健康だと食事も美味しいし、睡眠も充実している、そして肉体的に健 康だと精神も充実してくる。精神が充実してくると世の中の景色が明るく見え、自然と躍動感が生まれ、何事に も積極的に取り組み姿勢ができる。勉学、仕事、スポ-ツ、文化活動、趣味等にも集中できる。人間関係も大き く広がる。この結果、自然とお金持ちになれる機会が多くなる。
しかし、ここが健康との分岐点である。お金を取るか、健康を取るかの取捨選択に日々苛まされる生活がしばらく続くのである。健康とお金のバランスを上手に取った人は、人も裏切らず、正々堂々と生活をエンジェイ出来る。お金を取った人は、お金を貯めるためのストレスにより、肥満体になったり、人を裏切ったり、また本来のあるべき夢と希望を持った生活とは、ほど遠い環境にしてしまうのである。
2月17日(日)の日本経済新聞朝刊の健康欄に「免疫力」の話が載っていた。東京医科歯科大学の廣川勝昌名誉教授が開発した免疫力測定法によれば、『免疫力は血液中の様々な免疫細胞の数や比率、増殖能力等から解るという。この能力が衰えると、様々な病気にかかりやすくなる。免疫細胞の働きは年を取るにつれて衰える。
だが、80歳以上まで長生きした人は中年並みの免疫力を保っているという。では免疫力の維持に何が一番影響するかはストレスだという。人間の体はストレスを受けると、ある種のホルモンを出して耐えようとする。
ところがこのホルモンは免疫の働きを低下させる。健康に良いことでも、ストレスをためると逆効果になる。
それを端的に示すフィンランドの調査がある。血圧やコルステロ-ル値が高い40代の男性約1200人を半分に分け 、1974年から15年間追跡した。片方は最初の5年間は真面目に健康管理し、喫煙や飲酒、塩分、糖分の摂取を控え、定期的に健康診断をした。もう一方は何もしないまま過ごした。
では、15年後はどうであったか?健康管理をしたグル-プの方が血圧などは改善したが、なぜか死亡総数は多かった。過酷なトレ-ニングをするアスリ-トたちは風邪をひきやすいという。激しい運動は体にとってストレスになるからだと考えれる。ストレスを解消するには適度の運動、趣味を楽しむ、そしてよく笑うこと。笑うことは米国の研究では、喜劇を見て声を出して笑うと免疫力が高まったという。
日々のストレスを避けられたらよいが、そんな生活を送るのは難しい。責任感が強く自分自身を追い込無真面目な良い人は長生き出来ない傾向にあるという。免疫力を保つには、能天気で少し図太いぐらいがいいのか?』
どうやら、免疫力を保つには人間あまり集中すぎるのはよくなさそうだ!!これでは、「金持ち父さん」には程遠い存在になってしまいだろう!!!
以上
筆者:荒井 昇 「健康は自然と接することが一番だ」と常々強いメッセ-ジ「荒井会計通信等にて」を発 している著者です。どうか連載中の「荒井会計通信」を購読して参考にしてください。
