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荒井会計日記

東京・荒井会計事務所の職員が書く日記です。経済、税務情報などを中心に発信していきます。

日本銀行の多額の紙幣のばら撒きは何を暗示しているのか?

 8月15日の大衆紙(朝日、日経)には日本銀行の紙幣のばら撒き記事が大きく掲載されいる。今、市中(日本国内及び海外)で印刷されている紙幣は80兆円876億円である。しかし、8月14日に日銀が発表した報告によれば、なんとこの約2年間で上記金額を上回る実に80兆円9697億円の日本長期国債を新たに購入したのである。
 これは、市中に新たに80兆円を超える紙幣を印刷してばら撒いたことになる。経済学者で有名なケインズが大不況の時は、空からヘリコプタ-でお金をばら撒けと述べていることを、日本銀行は政府と一体となって本気で実践しているのである。ケインズが冗談で言ったことを、劇薬の処方箋を実態経済に使用し、自殺しようとしている。
 戦前のドイツのハイパワ-インフレションは、第一次大戦後の敗戦国の戦後処理で苦しんで、多額の紙幣を増刷した結果に起きた経済の末路であった。これを、日本銀行(アメリカでも同様なことをFRBはやっている。)は無能なその時代の政権政党(自民党及び民主党)とグルになって実行しているのである。消費税増税なんか比較にならない最悪の国の中央銀行の暴挙である。
 多くの国民は今更なぜ消費税増税を反対しているのだろうか?国の金融法を放棄(国家の破滅を意味している)しても、おとなしい国民は、奈落の底に落とされる政治決定を理解もせず黙って見過ごして生きていく。 戦前の世相と同じように、原子爆弾が落とさるまで、敗戦を受け入れない受け身の国民に、どことなく哀れを感じる同胞である。どちらにしても、一刻も早くハイパ-インフレ-ションに備えた生活設計作りを始めましょう。
 詳しくは今ネットに連載中の「荒井会計通信」にアクセスして下さい。
                                        記:荒井 昇 
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