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荒井会計日記

東京・荒井会計事務所の職員が書く日記です。経済、税務情報などを中心に発信していきます。

アメリカの政治経済の保護主義は産業の空洞化にある。日本もまた・・・・

 アメリカの代表的企業のキャタピラ社はここ数年で海外生産から撤退して、生産を国内に集中化した。ご存じのように、アメリカは過去約30年間、農業・自動車を除きほとんどの生活品は海外生産品にたより、主に日本・中国EU諸国から生産品を輸入し、国民生活を維持してきた。輸出は農業製品が主体なのでたいした稼ぎがないため、海外輸入品は米ドルを印刷しつづけ、大きな借金を抱えてしまった。またこの間に産業の空洞化が進んでしまい、アメリカ国民はまじめに働くことを忘れ、借金生活で快楽の生活を享受してきたのだ。
 この産業の流れが変化してきたのが、今回のキャタピラ社の国内生産への集中化である。即ち、お金をバラ蒔き、日本・中国・EU諸国等に大きな赤字を作ってしまった原因が、お金を印刷することでは解決しないことが、やっと政治家・企業・國民が理解してきたのである。まじめに働くことが、いかに大事なのかが分ってきたのである。これと同じことが今の日本でも起こっている。日本の企業は時の流れに乗り遅れるなの大合唱の下、我も我もと海外進出を競い合っている、既にグローバル経済も終焉しているというのに。目先しか見ない島国根性が染みこんで、戦前のどさくさの世界に舞い戻って行く儚さがなんとも哀れさを感じざるを得ない。
  次号に続(詳しくは今連載中の「荒井会計通信」にアクセスして下さい。
 筆者 荒井 昇

 
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