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荒井会計日記

東京・荒井会計事務所の職員が書く日記です。経済、税務情報などを中心に発信していきます。

IMF(国際通貨基金)の存在価値はほとんどない。

 昨日から東京でIMF(国際通貨基金)の年次総会が開催されている。日本では48年ぶりの開催である。IMFは第二次世界大戦後に米国主体で設立された基金である。世界銀行と共に2つの国際機関により運営されてきた。戦後25年(半世紀)は有効に機能してきたが、1971年の米国の金ドル本位制の維持が困難になってからは、形骸化してしまった。ドルの金兌換を停止し、ドル固定相場制から変動相場制にしたからである。
 変動相場制になり米国はドル紙幣を大量に印刷し国内外にバラ蒔いた。この結果、米国は国内外に大きな赤字(財政赤字と貿易赤字)を生み出し、破滅的に現在も毎年大きな2つの上記赤字を作り出している。
 また、この間(1971年以降)は世界各地で資本市場が発達し、グローバルに活躍する大金融機関が生まれた。これらの流れはバブルを発生させ、今まさに世界大恐慌に発展してしようとしている。
 現在IMFが使える基金は約4500億ドルである。今回、欧州危機で欧州中央銀行がギリシャ、スペインやイタリア等の国債買取、金融機関救済資金として約50兆円を拠出することを決定したように、IMF(国際通貨基金)の基金4500億ドル(約35兆円)では世界経済を救済するには、あまりにも貧弱なのである。
 今世界のデリバティブ金融取引は約7京円(70,000兆円)といわれている。資本主義社会は今まさに、宇宙で言われるブラックホールにまっしぐらに突き進んでいるのだ。IMF(国際通貨基金)の形骸化を容認して開催する目的は零(ゼロ)に等しい。
  詳しくは荒井会計事務所の連載中の荒井会計通信または荒井会計日記にアクセスして下さい。
 筆者:荒井昇
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